不安に押し潰されそうな時の8選

不安な人が増えています。

そもそも全く不安のない人なんて
いないのではないかな、と思いますが
世の中が数年前と随分大きく変わり
仕組み、経済、物価等が不安定になり
私たちの実生活にも少なからず
影響を及ぼしています。

世界情勢や日本の経済が不安定なので
ニュースを見ると不安に駆られ、
今後の未来も明るい展望が見れず
不安スパイラルにハマってしまいがちですよね。

今は、4人に1人が鬱と言われていますが
心が病んでしまうことは、決して
他人事ではありません。

私も以前うつ状態で心が不安定のまま
生きていた暗黒の時代があります。
なので不安に飲み込まれてしまう
心境や状況がとてもよくわかります。

不安は人間に備わっている基本的感情で、
未来の危険を回避するために必要な感情です。
不安があるからこそ未来にそれを回避し、
防衛する対策を取ることができるからです。

不安を感じるのを止める事は不可能ですが
不安に押し潰されてしまうことは
健全ではない状態かと思うので
そんなときの考え方の参考になるように
今回の記事を書いてみました。

 

不安に負けそうな時の対処法

 

①「今・ここ」に戻る

 

不安な時、思考は過去か未来にあり
今・ここに居ないと言われます。

もう過ぎ去った過去や
まだ来ていない未来を考えて
悶々と不安の渦の中にいるときには
一旦「今・ここ」に戻るような
意識を自分にしてみましょう。

今、何が見えていますか
どんな香りがしますか
体でどんな感覚を感じますか
妄想の世界から現実へと。
一旦地に足をつけてグランディングを。

感覚に意識を向けたり瞑想をしたり
思考を止めてみることもオススメです。

②不安の正体を知る

 

あなたが怯えている不安って
そもそもなんなのでしょう。
不安をぼやーんとしておくと
影のようにずっと付きまとってきます。

感じている不安って一体何?
どれくらいの大きさなの?
どうなることを恐れているの?
それを感じているメリットは?
これまではどう対処してきた?

ぼやーん、もやーんとしている
不安を明確にして具現化してみて
正体を明らかにしてみると
意外とクリアになったり
対処できそうなことに気づいたり
次の一手が考えやすくなりますよ。

 

③言葉の力を利用する

 

言葉には力があります。
口から発した言葉は言霊となり
自分にも相手にも深く影響を与えます。

ネガティブな思考から抜け出せない時期、
自分に暗示をかけるように様々な言葉を
口癖にして私は乗り越えてきました。

『落ち着け』
『大丈夫』
『なんとかなる』
『ま、いっか』
『今がどん底。あとは上がるだけ』
『自分を信じる』
『神様は見てる』
『天は私を悪いようにはしない』
『そうきたか〜』
最後の二つはワタナベ薫さんの言葉です。
逆境で『そうきたか〜』と言ってみて下さい。
なぜかゲーム感覚になり、じゃどうクリアしよ?
と一歩俯瞰して見れるようになる気がします。

また、直接人から頂いた言葉も
言霊となり私の中で生き続けています。

『ありもしないことを想像して落ち込むって
実はかなり時間の無駄らしいよ。
そして意志は道になるんだ。
KEIKOらしく笑えるような日々に
絶対戻れるから大丈夫だよ』

これは闇のどん底で友人がくれた言葉。
魂が宿ったメッセージだったので
15年以上経った今も心に刻まれています。

『一歩踏み出す怖さはすごくわかる。
その世界は守られてるし安心だよね。
安全でぬくぬくしててこたつみたい。
で、KEIKOはいつまでこたつに入ってるの?
全然本気出して生きてないじゃん。
本当はそんなもんじゃないでしょ。
そのままだと2、3年なんて一瞬で過ぎ去るよー

こっち(本気で生きる世界)は最高に楽しいよ!

退職への最後の一歩を踏み出せなかった私へ
世界一周し帰国後起業した友人からの言葉です。
結果、私も自分を生きると覚悟を決めて
こたつを出て世界を旅して起業に至りました。
言われた通りこっちの世界はとても楽しいです。
※安定の手放しを推奨している訳ではありません

偉人が残した名言集も
当時はとにかくたくさん読みました。
自分にヒットする言葉たちを
お守りがわりに心に留めて意識していました。

言葉には不思議な力が宿ります。
発したことが現実になっていきます。
言葉は意志になり、そして道になる、
本当にそれを自分の肌で経験してきました。

 

④上を向く

 

下を向いているときは、
気持ちが上向きになるのが難しい。

逆に上を向きながら
下向きの気持ちを維持するのは難しい。

顔と心の向きは心理的に作用するようです。

下ばかり見ているのをやめて
顔を上げて流れる雲を眺めてみて下さい。
気持ちが上向きになる瞬間がわかるはずです。

 

⑤あるものに目を向ける

 

不安な時はないものを探してしまい
すでに持っているものが
見えなくなりがちになることが多いです。

あれもない、これもない、
自分には何もない、だから自信がない。
そんな風にないもの探しをし始めます。

それよりもあるものに意識を変えましょう。

大切な家族がいる。
受け止めてくれるパートナーがいる。
可愛い子供がいる。
分かり合える友人・仲間がいる。
毎日行ける仕事がある。
戻る家がある。
生活できるお金がある。
所属する居場所がある。
健康な体がある。
若さがある。
体力や気力がある。
これまでの経験がある。
失敗を乗り越えた強さがある。
自分の時間がある。
培った知識がある。
自立できている。
必要としてくれる人がいる。

もうその手の中には
実はたくさんあるのです。
たくさんたくさん感謝を感じませんか。

 

⑥小さくてもいいから動く

 

不安な時は思考に飲み込まれています。
思考の世界から出るために
小さな一歩でもいいので
アクションを起こしてみましょう。
その慣れ親しんだ〈不安の世界〉から
実際に抜け出すための行動をするのです。

ピン!と顔が浮かんだ人や
理想の生き方の人に会いに行ったり
コンタクトを取るのは特にオススメです。
結構そこから流れが変わったりします。

 

⑦成功体験を思い出す

 

これまで生きてきた中で
成功したこと・達成したことを
思い出してみましょう。
幼少期や学生時のことでもいいです。
親や先生に褒められたこと、
周囲に認めてもらったこと、
頑張って結果を出したこと…

あなたがイキイキとしていた頃の自分は
何をみて何を感じていたのでしょう。

成功したのも、達成したのも
誰でもないあなた自身です。
あなたはやればできるんです。
ゆっくりそれを思い出し味わってみましょう。

 

⑧話を聞いてもらう

 

一人で不安に飲まれている時は
自分の思考の渦に飲まれて
どんどん深みにハマっていきますが、
安心安全が約束された人・場所で
自分の心を話してみるのはオススメです。

自分のネガティブな気持ちをアウトプットし、
聞いてもらえるだけで苦痛が緩和されたり
気分が晴れたり、安心感を得られたりします。
これを心理学用語でカタルシス効果といいます。

条件は安心・安全が約束された場所であること。
安心できない環境で人は
安全に心を開くことはできません。
この人ならと信頼できる人、もしくは
守秘義務のあるプロを頼るのもアリです。

当店にも話して、離して、放すための
「はなすじかん」というセッションがあります。
守秘義務厳守。必要な方はご利用くださいね。

鈴空セッション(はなすじかん)

 

<おまけ>

植物の波動の力を借りて
ネガティブな感情をフラットに戻す
サポートをするフラワーレメディ。
38種類のうち、不安にはこれが効きます。

MIMULUS(ミムラス)

仕事・病気・失恋・あの人・お金…など
対象がわかっている不安・恐れに。
心配の感情が和らぎ気持ちが落ち着いてきます。

 

ASPEN(アスペン)

不吉な予感や漠然としていて
ハッキリと説明できない不安感に。
恐れが消えて安心感が湧いてきます。

 

以上、いかがでしたか。
不安の渦の中で過ごしても
地に足つけて前向きに過ごしても
時間はあっという間に過ぎていきます。

そして、未来は「今」の積み重ねです。
だったら今をいかに前向きに生きるかが
明るい未来のポイントになりそうですよね。

長くなりましたが
少しでも不安を払拭するための
お役に立てたら嬉しいです。

不安な世の中ではありますが、
地に足つけて一緒に歩いていきましょう。

 

では、今日はここまでです〜♡

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