不安な人が増えています。
そもそも全く不安のない人なんて
いないのではないかな、と思いますが
世の中が数年前と随分大きく変わり
仕組み、経済、物価等が不安定になり
私たちの実生活にも少なからず
影響を及ぼしています。
世界情勢や日本の経済が不安定なので
ニュースを見ると不安に駆られ、
今後の未来も明るい展望が見れず
不安スパイラルにハマってしまいがちですよね。
今は、4人に1人が鬱と言われていますが
心が病んでしまうことは、決して
他人事ではありません。
私も以前うつ状態で心が不安定のまま
生きていた暗黒の時代があります。
なので不安に飲み込まれてしまう
心境や状況がとてもよくわかります。
不安は人間に備わっている基本的感情で、
未来の危険を回避するために必要な感情です。
不安があるからこそ未来にそれを回避し、
防衛する対策を取ることができるからです。
不安を感じるのを止める事は不可能ですが
不安に押し潰されてしまうことは
健全ではない状態かと思うので
そんなときの考え方の参考になるように
今回の記事を書いてみました。
不安に負けそうな時の対処法
①「今・ここ」に戻る
不安な時、思考は過去か未来にあり
今・ここに居ないと言われます。
もう過ぎ去った過去や
まだ来ていない未来を考えて
悶々と不安の渦の中にいるときには
一旦「今・ここ」に戻るような
意識を自分にしてみましょう。
今、何が見えていますか
どんな香りがしますか
体でどんな感覚を感じますか
妄想の世界から現実へと。
一旦地に足をつけてグランディングを。
感覚に意識を向けたり瞑想をしたり
思考を止めてみることもオススメです。
②不安の正体を知る
あなたが怯えている不安って
そもそもなんなのでしょう。
不安をぼやーんとしておくと
影のようにずっと付きまとってきます。
感じている不安って一体何?
どれくらいの大きさなの?
どうなることを恐れているの?
それを感じているメリットは?
これまではどう対処してきた?
ぼやーん、もやーんとしている
不安を明確にして具現化してみて
正体を明らかにしてみると
意外とクリアになったり
対処できそうなことに気づいたり
次の一手が考えやすくなりますよ。
③言葉の力を利用する
言葉には力があります。
口から発した言葉は言霊となり
自分にも相手にも深く影響を与えます。
ネガティブな思考から抜け出せない時期、
自分に暗示をかけるように様々な言葉を
口癖にして私は乗り越えてきました。
『落ち着け』
『大丈夫』
『なんとかなる』
『ま、いっか』
『今がどん底。あとは上がるだけ』
『自分を信じる』
『神様は見てる』
『天は私を悪いようにはしない』
『そうきたか〜』
最後の二つはワタナベ薫さんの言葉です。
逆境で『そうきたか〜』と言ってみて下さい。
なぜかゲーム感覚になり、じゃどうクリアしよ?
と一歩俯瞰して見れるようになる気がします。
また、直接人から頂いた言葉も
言霊となり私の中で生き続けています。
『ありもしないことを想像して落ち込むって
実はかなり時間の無駄らしいよ。
そして意志は道になるんだ。
KEIKOらしく笑えるような日々に
絶対戻れるから大丈夫だよ』
↑
これは闇のどん底で友人がくれた言葉。
魂が宿ったメッセージだったので
15年以上経った今も心に刻まれています。
『一歩踏み出す怖さはすごくわかる。
その世界は守られてるし安心だよね。
安全でぬくぬくしててこたつみたい。
で、KEIKOはいつまでこたつに入ってるの?
全然本気出して生きてないじゃん。
本当はそんなもんじゃないでしょ。
そのままだと2、3年なんて一瞬で過ぎ去るよー
こっち(本気で生きる世界)は最高に楽しいよ!』
↑
退職への最後の一歩を踏み出せなかった私へ
世界一周し帰国後起業した友人からの言葉です。
結果、私も自分を生きると覚悟を決めて
こたつを出て世界を旅して起業に至りました。
言われた通りこっちの世界はとても楽しいです。
※安定の手放しを推奨している訳ではありません
偉人が残した名言集も
当時はとにかくたくさん読みました。
自分にヒットする言葉たちを
お守りがわりに心に留めて意識していました。
言葉には不思議な力が宿ります。
発したことが現実になっていきます。
言葉は意志になり、そして道になる、
本当にそれを自分の肌で経験してきました。
④上を向く
下を向いているときは、
気持ちが上向きになるのが難しい。
逆に上を向きながら
下向きの気持ちを維持するのは難しい。
顔と心の向きは心理的に作用するようです。
下ばかり見ているのをやめて
顔を上げて流れる雲を眺めてみて下さい。
気持ちが上向きになる瞬間がわかるはずです。
⑤あるものに目を向ける
不安な時はないものを探してしまい
すでに持っているものが
見えなくなりがちになることが多いです。
あれもない、これもない、
自分には何もない、だから自信がない。
そんな風にないもの探しをし始めます。
それよりもあるものに意識を変えましょう。
大切な家族がいる。
受け止めてくれるパートナーがいる。
可愛い子供がいる。
分かり合える友人・仲間がいる。
毎日行ける仕事がある。
戻る家がある。
生活できるお金がある。
所属する居場所がある。
健康な体がある。
若さがある。
体力や気力がある。
これまでの経験がある。
失敗を乗り越えた強さがある。
自分の時間がある。
培った知識がある。
自立できている。
必要としてくれる人がいる。
もうその手の中には
実はたくさんあるのです。
たくさんたくさん感謝を感じませんか。
⑥小さくてもいいから動く
不安な時は思考に飲み込まれています。
思考の世界から出るために
小さな一歩でもいいので
アクションを起こしてみましょう。
その慣れ親しんだ〈不安の世界〉から
実際に抜け出すための行動をするのです。
ピン!と顔が浮かんだ人や
理想の生き方の人に会いに行ったり
コンタクトを取るのは特にオススメです。
結構そこから流れが変わったりします。
⑦成功体験を思い出す
これまで生きてきた中で
成功したこと・達成したことを
思い出してみましょう。
幼少期や学生時のことでもいいです。
親や先生に褒められたこと、
周囲に認めてもらったこと、
頑張って結果を出したこと…
あなたがイキイキとしていた頃の自分は
何をみて何を感じていたのでしょう。
成功したのも、達成したのも
誰でもないあなた自身です。
あなたはやればできるんです。
ゆっくりそれを思い出し味わってみましょう。
⑧話を聞いてもらう
一人で不安に飲まれている時は
自分の思考の渦に飲まれて
どんどん深みにハマっていきますが、
安心安全が約束された人・場所で
自分の心を話してみるのはオススメです。
自分のネガティブな気持ちをアウトプットし、
聞いてもらえるだけで苦痛が緩和されたり
気分が晴れたり、安心感を得られたりします。
これを心理学用語でカタルシス効果といいます。
条件は安心・安全が約束された場所であること。
安心できない環境で人は
安全に心を開くことはできません。
この人ならと信頼できる人、もしくは
守秘義務のあるプロを頼るのもアリです。
当店にも話して、離して、放すための
「はなすじかん」というセッションがあります。
守秘義務厳守。必要な方はご利用くださいね。
<おまけ>
植物の波動の力を借りて
ネガティブな感情をフラットに戻す
サポートをするフラワーレメディ。
38種類のうち、不安にはこれが効きます。
MIMULUS(ミムラス)
仕事・病気・失恋・あの人・お金…など
対象がわかっている不安・恐れに。
心配の感情が和らぎ気持ちが落ち着いてきます。
ASPEN(アスペン)
不吉な予感や漠然としていて
ハッキリと説明できない不安感に。
恐れが消えて安心感が湧いてきます。
以上、いかがでしたか。
不安の渦の中で過ごしても
地に足つけて前向きに過ごしても
時間はあっという間に過ぎていきます。
そして、未来は「今」の積み重ねです。
だったら今をいかに前向きに生きるかが
明るい未来のポイントになりそうですよね。
長くなりましたが
少しでも不安を払拭するための
お役に立てたら嬉しいです。
不安な世の中ではありますが、
地に足つけて一緒に歩いていきましょう。
では、今日はここまでです〜♡