今日という日は帰らない

先日年が開けたかと思えば
あっという間に2月も終盤です。
月日が立つのは本当に早いですね。
特に去年は「コロナ」の話題に翻弄され
気がつけば一年が終わった…そんな印象でした。

毎日同じような生活を繰り返すと
この日々がまるで「当たり前」で
ずっと続くかの如く感じてしまいがち。

しかし「今日」という日は
一瞬で「過去」となり
同じ時間は永遠に取り戻すことはできません。
それはあなたにとってもそうだし
大事な「誰か」にとっても然りです。

これまで海外にいくと
外国に暮らす人々のハングリーさや
価値観の違いを目の当たりにして
「日本は平和ボケしているのでは」
と感じることが多々ありました。

そこそこの生活水準を保ち
みんな仕事や役割がきちんとあり
清潔で時間に正確な真面目な国。

日本で「貧しい」といっても
外国の「貧しい」人たちからしたら
水道・電気・ガスが通る家を持ち
一人一台携帯を持って
ご飯にもありつけて
清潔な生活ができて
考えられない裕福な暮らしなのです。

生きるために一生懸命にならなくても
生きれてしまう国だな、と。

それは幸せなことでもありますが
別の角度から見ると
快適な暮らしが当たり前すぎて
それに慣れてしまうあまり
時間を浪費してしまうような
過ごし方をしてしまう
ということでもあるのかな、と。

カンボジアの孤児院、屋外の広場にて。
お布団もエアコンもがなくて
猛暑の中、汗をかきながら床でお昼寝。

これがこの子達の「当たり前」なのですね

私がいつも思っていることは
時間は有限である、ということ。
無意識レベルでその感覚で生きています。

生きとし生けるものは全て
いつか必ず生命を終える時がやってきます。
地球上に生きるものは人も、動物も、植物も。

あなたにとって貴重な「今日」は
あなたの周囲の人にも尊い日なのです。

災害・事故・伝染病・異常気象…
いつ何がどうなっても
おかしくない時代になりました。

今日の当たり前は
突然ガラッと崩れるかもしれません。
今目の前で笑っている人が
明日もそこにいる保証はどこにもないのです。

今は「今」と言った瞬間に過去になる。
今日という日は二度と帰ってきません。

一日一日が有限で尊い時間であること
自分が生きていること
相手が生きていること
穏やかな日常を送れていること。
そんな「いま・ここ」に感謝をして
悔いのない選択をしていきたいものです。

ぼーっとしていると
あっという間に今年も終わります。
もう一年の6分の1が終わろうとしているのだから。

あなたの大事な「今日」と
尊すぎる「いま・ここ」の瞬間を
大切に生きていきましょう。

 

ではでは〜♡

 

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